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うんこマン・レジェンド 52話目 浸透勁発生装置(仮)

しかしドライアイス爆弾か。あの薬袋に正面切って殴り合いをして勝てると思えないので、超潤滑剤以外に何かさらなる武器が必要かもしれない。

ドライアイス爆弾はドライアイスを熱湯か水の入ったペットボトルの中に入れて急速に気化させることで密封したペットボトルが爆発するもいうものだ。

ドライアイスが気化すると固体の約八〇〇倍の体積になるのでペットボトルが内圧に耐えられず爆発するのだ。

殴られ屋の腹を殴った時のことを思い出していた。ボクサーのボディはパンチに耐える為に徹底的に鍛えられている。

薬袋と喧嘩をするとして仮に超潤滑剤でパンチが遅くなっていたとしてもボクサーの身体に俺のヘナチョコパンチが効くかといえば否だ。ボクサーの鋼の腹筋にも通用する何か……ドライアイス爆弾で直接攻撃すると自分も怪我を確実にする。

公園の日陰のベンチでドライアイス爆弾についてスマホで調べていたらジャガイモバズーカというものがあると気づいた。ドライアイスが気化するエネルギーでジャガイモを射出する装置のようだ。結構な破壊力なのでかなり危険な代物だ。ジャガイモバズーカはホームセンターにあるもので比較的簡単に作れるようだが、ジャガイモを人間に当てるのは気が引ける。いくら鍛えた人間に向けてもマズい気がする。

柔らかいゴムとかならどうだろうか。ゴムでもマズい気がする。ではスライムならどうだろうか。

スライムなら柔らかいし、腹筋の鎧を通過して衝撃を浸透させれるかもしれない。

さながら中国拳法の奥義、浸透勁。

浸透勁発生装置(仮)を作ることを俺は視野に入れた。武器は多い方がいい。