執筆作業

小説を投下する場所

うんこマン・レジェンド 51話目 ドライアイス爆弾

夏休み十三日目。公園に向かう途中、橋の下の河川敷で男子小学生の集団がワーとかキャーとか叫んでいるので何事かとそちらを見る。小学生の一人がコンクリートブロックのそばにペットボトルを置いたと思ったら猛スピードで走ってその場から逃げる。

なんだ? 橋の上からのんきに眺める。

デカい水飛沫が上がった瞬間、バキっと音がしてコンクリートブロックがバラバラになった。

びっくりした! 動画でしか見たことがなかったが……ドライアイス爆弾か。たいした威力だ。男子小学生は実験が成功して興奮しているようだが、正直アブねー。

ドライアイスをどこで入手したのだろうか? ネットから? 今の小学生なら難なくできるだろうが、危険な実験だから違うか? 親の許可がない場合、親のクレジットカードを使えない。つまり現金では代金引換をする必要がある。商品代と手数料が取られるから小学生の懐事情では若干キツい気がする。

安価に入手できる場所がどこかにあるのか?

真夏にドライアイスが必要な場所を考えるとまず思い浮かぶのはケーキ屋だ。ケーキ買うとドライアイスついてくるもんな。しかし小学生に売るほど持っているとは思えないから違うな多分。他には……と悩んでいると派手に装飾してある金色と黒色の車が橋を通りすぎた。

霊柩車だ。葬儀屋も真夏は大変だろうな。死体は腐るから……ああ、なるほど。葬儀屋ならドライアイスを大量に所持しているかもしれない。小学生に売ってるかはわからないが、安価に入手できそうではある。