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うんこマン・レジェンド 50話目 超潤滑剤の実験

夏休み十二日目。腕の筋肉を鍛えるために公園の鉄棒で懸垂をしようとしたが、真夏の直射日光で鉄棒が熱せられていて手を火傷しそうになった。今日も暑い。

午前に業務用の対滑性能がある靴が届いたので百均で潤滑剤を買ってきた。家にある界面活性剤と水と混ぜて超潤滑剤の実験をすることにした。公園でブルーシートを広げる。まずは普通の靴で実験。普通の靴でもギリギリ滑らないが踏ん張ることはできないくらいのツルツル度を目指したい。まずは潤滑剤5割・界面活性剤5割で実験する。混合液をブルーシートの上に垂らす。普通の靴で混合液の上を歩いてみる。見事に滑った。頭を打った。脳震盪こそ起こさなかったが凶悪な滑りぶりだ。次に対滑性能がある靴で混合液の上を歩いてみる。滑りにくいが足が少しずつ開いてしまう。この比率の混ぜ方ではダメだ。公園の水汲み場からバケツで水を汲んできてブルーシートの上の超潤滑剤を水で流す。次に潤滑剤4割・界面活性剤6割で実験。僅かながら滑りにくくなった。界面活性剤の方の量を増やした方がいいらしい。最終的に潤滑剤2割・界面活性剤8割の超潤滑剤が一番適していることがわかった。これなら対滑性能がある靴で歩けるし踏ん張れる。普通の靴でも歩けるが、踏ん張れない。薬袋のパンチの速度は格段に遅くなるはずだ。水鉄砲にでも混合液を詰めて持ち歩けば学校内ではいつ喧嘩をふっかけても有利な状況に立てる。