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うんこマン・レジェンド 15話目 決意

血便は夏休みの直前まで三週間以上続いた。
なんかヤバい病気じゃなかろうな……と思ったら夏休みがあと三日に近づいたら血便は治った。やはりストレスか。
ストレス源は明白であるものの、不可思議ではあった。
中学の時点では俺には好きな女子がいなかったからだ。そりゃいやらしいことに関してネットで調べて知ってはいたものの、異性との関係には非常に疎く。そもそも友達すら一人もいない俺だ。小学生の頃に「君はいつも一人だね……」と言われたことを思い出した。一体誰に言われたんだったか。一人が好きだからまぁいいが。
ストレスを取り除くには薬袋に昼休みに静かにしていてもらわねばならない。他の時間に女子と授業をフケるなりして男子トイレに行くのは構わない。井原にバレるからやらんのだろうが。
夏休みが終わったらまた血便生活に戻るのは嫌だ。対処しなくてはならない。薬袋が学校をいじめを行えない環境に変えてくれたことに感謝はしているが……俺は俺の健やかなる便所飯ライフを守るために決意した。夏休みの間に身体を鍛えよう。薬袋に勝てるとはハナから思ってなかった。現状足りないのは足腰の筋力と心肺機能、そして体力。実はボクサー特有の早いパンチだったが、俺にはあのパンチが見えていた。過集中のせいだろう。動体視力を鍛えれば見切れるはずだ。反射神経の良さも無論必須。
ネットで調べれば色々と情報が出てくるのでありがたい。
俺はネット通販で低酸素マスクを購入した。ランニングシューズは家にあるヤツを使おう。
時間は有限である。終業式の日、半日で家に帰ってきてから、俺は低酸素マスクを着けてランニングシューズを履いてランニングをはじめた。まずは五キロメートルからだ。