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執筆作業

小説を投下する場所

寂しさとは

寂しさは雪である。

寂しさが募る。

寂しさを紛らわす。

寂しさが消えない。

実は何かを失って欠乏感や空虚感を感じている状態ではないのです。

何かを失ったことでココロの中に何か別のものが入り込んできて邪魔になっている状態を指します。

ココロの中に入ってきた雪が解けるまで待っていると凍えてしまうので、人は酒で身体を温めたり、やけ食いして無理矢理熱を作り出します。

結局のところ脳内分泌物の過不足が原因なんだから運動して大量の汗をかけば治るという持論を展開する方もいます。

寂しさは雪なので人は寂しすぎると幻覚を見ます。

さながらマッチ売りの少女、もしくは遭難者。

失った人や死んでしまったペットが、目の前に浮かんでは消えていきます。

雪で凍え死んでしまわないように暖炉に火をつける必要があります。

暖炉に焚べるのはあなたの思い出です。

寂しさは欠乏感や空虚感を感じている状態ではありません。

あなたのココロの中はゴミ屋敷だったのです。

捨てられないゴミが多すぎてココロの家屋から溢れてそのせいで隙間から雪が入ってきていたのです。

愛しいゴミを燃やして暖をとりましょう。

いずれ雪が止んで暖かい季節が来ると信じて……。