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うんこマン・レジェンド 49話目 初サプリメント

筋肉をもっとつけるにはやはりプロテインだけでは足りないだろうか? サプリメントを摂取する必要があるかもしれない。"筋肉 サプリメント"で検索するとクレアチン? とかHMB? というサプリメントが筋肉をつける働きがあるらしい。大手ネット通販サイトでも…

うんこマン・レジェンド 48話目 モア・筋肉

夏休み十一日目。低酸素マスクをつけた5キロメートルのランニングを終えてから自室に行く。足を肩幅くらいに開いてケトルベル十六キログラムを両手で持ち上げてみる。 前よりは楽に持ち上げられた。やはり腕の筋肉が足りなかったのだろう。一旦股の間をくぐ…

うんこマン・レジェンド 47話目 シンプル

スマホをいじらない……スマホを持ってないのか? ーー普段連絡はどうしてる? スマホを持ってないならガラケーを持っているのか。 ーー彼はメールで連絡してきます。彼は携帯自体持ってないみたいです。 携帯自体持ってない……。自宅のパソコンからメールを送…

うんこマン・レジェンド 46話目 なりすまし

井原を唆す準備は整った。 瀬元和正のアカウントにログインして薬袋と女子高生が浮気している写真を井原のアカウントにダイレクトメッセージで送った。 数分後に反応が返ってきた。 ーーこの写真どこで手に入れましたか? 反応は上々。ヤク漬けにはまだされ…

うんこマン・レジェンド 45話 ヤク入りのジュース

薬袋は噴水の前でまだ待っていた。 一〇メートルほど離れた位置で浮気相手が到着するのを待つ。 程なくして浮気相手が現れた。綺麗な女性だ。化粧の仕方がこなれている。女子高生……かもしれない。 「うわーすごい可愛い子じゃん」 殴られ屋はのんきな発言を…

うんこマン・レジェンド 44話目 殴られ屋の同伴

最初はなんでここにいるんだと少し訝しんだが、ラブホ通りの裏路地で商売しているから別段おかしくはないか。 「いやある人を尾行してたんですが……見失いまして……」 殴られ屋は目を丸くしている。 「なんか探偵みたいなことをしてるんだな」 探偵ね……フィク…

うんこマン・レジェンド 43話目 殴られ屋との再会

薬袋は薬局を廻った後は家に一旦戻ったようだ。発信機の示す位置情報は意外と我が家と近い位置にある。学区内だから当然ではあるが。もし浮気の動きがあるとすれば夜か。 歓楽街のラブホ通りに向かうなら電車で追いかければいい話だが、自宅が浮気現場なら近…

うんこマン・レジェンド 42話目 予想的中

姉貴がSNSで友達に呼びかけしてさらに三日後。夏休み十日目。 近辺の薬局を見張れば薬袋は現れるという俺の予想は当たった。 何軒か薬局をはしごしている茶髪の目撃証言が出てきたのだ。俺は自転車で近辺の薬局まで急行する。 姉貴の友達が薬局の駐車場に…

うんこマン・レジェンド 41話目 さらば諭吉

三日経った。夏休み七日目。薬袋とは全く遭遇できずにいる。夜の歓楽街のラブホ通りに行ってみたりしたが、殴られ屋と会った日に浮気現場を目撃したのはほとんど奇跡だったらしい。日課のトレーニングを続けながら色々考えた末に薬袋が使っている薬物が薬袋…

うんこマン・レジェンド 39話目 協力者

誰になりすますか。正直なところ難題だ。薬袋の浮気写真を撮るのはさして難しくはなさそうだが、井原の交友関係を探るのは至難の技だ。実名顔出しでSNSをやっているから交友関係自体はわかる。だが距離感まではわからない。井原にあまり近しい人物だと頻…

うんこマン・レジェンド 38話目 悪企み

思いついたのは井原を唆すことだった。 薬袋の身辺の情報はネットで探しても無駄だった。SNSをそもそもやっていないか、ニックネームでやっているのだろう。女を取っ替え引っ替えしてれば自然とネットリテラシーも高くなるか。ヤバい女ならネットストーキ…

うんこマン・レジェンド 37話目 得体の知れない敵

怒りで頭に血が上る。あの誘拐紛いの恐ろしい所業が薬袋の仕業だったとは。 俺の薬袋への認識は気に食わない隣人から倒すべき敵になった。 同時に得体の知れなさを感じる。俺を気絶させたのは薬袋だとしても気絶した俺を一人で運んだとも思えない。 複数の仲…

うんこマン・レジェンド 36話目 小事件の犯人

公園から帰宅する途中、一台のバイクが猛スピードで道の真ん中を通り過ぎた。道の端を歩いていた俺はバイクに乗っている茶髪に見覚えがあった。薬袋だ。後ろからパトカーに追いかけられている。真昼間から暴走行為……つくづくワルだな。 まだバイク免許を取得…

うんこマン・レジェンド 35話目 シャボン玉

コンマ一秒よりパンチを遅くする。足が滑って踏ん張れないなら下半身の力を拳に伝えるのは難しい。 仮に薬袋が時速四〇キロメートルのパンチを打てるとしても……腰の回転と足の踏み込みがない状態の体重が乗っていない手打ちのパンチではせいぜい時速二五キロ…

うんこマン・レジェンド 34話目 発想

第二〇球目。ようやく目が慣れてきて、球筋を追えるようになった。まだ一回もバットに当たっていないが。到達時間〇.二八八秒でも素人には早すぎる。第二一球目。バットを振る。わずかだが掠った。ボールは後ろに行ってネットに当たったが、斜め上方向に跳ね…

うんこマン・レジェンド 33話目 相棒はピッチングマシーン

理想論を言えば薬袋のパンチを避けれるようになった方がいい。 しかしこの前の殴られ屋のようにパンチを見切るには長年の鍛錬が必要だ。 短期間ではボクサーのパンチを躱すには至らないだろう。だが反応さえできれば……防御ができる。 さらにボクサーのパンチ…

うんこマン・レジェンド 31話目 いい子ちゃんのいじめっ子集団

これ以上濡れ鼠になっていても益はない。瀬元をからかうだけからかったので俺は家に退散することにした。 「じゃあな」 瀬元は答えない。泣いているのだろうか? 雨でわからない。 「……どうすればよかったと思う」 立ち去ろうとする俺の背後で瀬元がそう言っ…

うんこマン・レジェンド 30話目 井原の妊娠

夏休み三日目。朝食を食べてから、昨日届いたケトルベルのダンボールを開封する。やかんのようなデカい鉄の塊だ。十六キログラムのケトルベルの持ち手を両手で握って腰の下まで持ち上げるところまではできたが、胸のあたりまで振り上げるのは無理っぽい。 腕…

うんこマン・レジェンド 29話目 死角

網膜がパンチの衝撃で剥がれたってことだろうか……聞いたことはある気がするがどんな感じなのか想像がつかない。 「網膜剥離はボクサーにとっては選手生命を断ち切られたのとほとんど同じだよ。今は手術があるから多少は回復するけど、ボクサーに不可欠な視力…

うんこマン・レジェンド 28話目 架空の幼馴染

ピッピッ。殴られ屋のスマホのタイマーが鳴る。一分間の休憩時間の終了の合図だ。 だが殴られ屋は第三ラウンドを開始しなかった。 「多分君は話を聞きに来ただけなんだろ? 千円のお代は貰ってるからあと三分は話してほしいことを聞いてくれ」 これは助かる…

うんこマン・レジェンド 27話目 疑問

左ジャブ。実際はジャブというほど様になってないが、下手くそなりに打ってみる。 殴られ屋は苦笑いしながら目で見て躱す。俺のジャブが遅すぎて全く牽制になってないが、タイミングを見計らって右ストレート。テレフォンパンチにならないように腰と肩を使っ…

うんこマン・レジェンド 26話目 悪知恵

殴られ屋はレーザーポインターの妨害を振り切るために頭を左右に振る。フットワークと合わせて的を散らしているのでヤクザの手元は追いつかない。気にすることはないと言うなら、遠慮なく殴らせてもらいますか。仕切り直して殴られ屋の頬に目掛けて右フック…

うんこマン・レジェンド 25話目 殴られ屋という仕事

財布から千円を出して払うとマジックテープで固定するタイプのボクシンググローブを渡された。 「ではこちらにどうぞ〜。三ラウンド千円です。自分からは一切殴りませんので好きに殴ってきてください。ただしボクシングにない殴り方……裏拳とか掌底打ち、また…

うんこマン・レジェンド 24話目 裏路地の殴られ屋

電車に二十分ほど揺られると市内の繁華街に着いた。 同じ市内でも俺の住んでいる所とは賑わいが違う。夜の七時頃。 姉貴はどんどん繁華街の物騒な方に向かって歩いていく。夜のお仕事のお店がそちらにあるからだ。 繁華街はオタショップとかオシャレな感じの…

うんこマン・レジェンド 23話目 繁華街の殴られ屋の噂

格闘技未経験者が格闘技経験者に勝つのは難しい。 格闘技に関してズブの素人でも武器を持って頭数を揃えれば一人の格闘家をボコボコにするのは容易い。だが武器は相手も使用する可能性があるし、何よりも俺の場合は頭数を揃えれない。人望がないからな。 「…

うんこマン・レジェンド 22話 暴かれる欺瞞

多少面倒だったが、かくかくしかじかと最近の事情を姉貴に話した。 「ってわけでモテたいわけではない!」 「ふーん」 姉貴はつまらなそうな顔をしながら何かくだらない話を聞いたような反応だ。 「まぁモテたいわけじゃないのは……わかるけどさ。静かに便所…

うんこマン・レジェンド 20話目 姉貴の帰宅②

いくら自腹を切らなければならないとはいえ、プレミアムロールケーキは一個三百円程度なのでまだ安い方である。 前にオタクの彼氏にフラれた時は酷い目にあった。俺はなぜか好きでもないガ○ダムのプラモを買いに行かされた。もちろん自腹でだ。五千円くらい…

うんこマン・レジェンド 19話目 姉貴の帰宅

夏休み二日目。朝起きると意外な人物が帰宅していた。我が姉貴である。 ソファに座りながらニュース番組を見ている。 現在午前七時三十分。深夜に帰宅したのだろうか。姉貴は市内の繁華街の近くのマンションに住んでいる。職場と近いからだ。元SMクラブの女…

うんこマン・レジェンド 18話目 ナワバリ

夏休み一日目。 7月下旬だが茹だるような暑さだ。昨日の無茶のせいで軽い筋肉痛がする。だが安静にしているよりも動いた方がいいだろう。朝一で低酸素マスクをつけてランニングをして五キロメートル走った。まだかなりキツイが徐々に慣らす。心肺機能と体力…

うんこマン・レジェンド 17話目 哀しみの筋肉

裏手にあるドラッグストアにプロテインを買いに行った。 ソイプロテインとホエイプロテインが置いてあるところの棚に行くとあのヤローがいた。 ご安心あれ。基本的に学外では取り巻きがいない限り、こいつは絡んではこない。にしても身体が一回りデカくなっ…

うんこマン・レジェンド 15話目 決意

血便は夏休みの直前まで三週間以上続いた。なんかヤバい病気じゃなかろうな……と思ったら夏休みがあと三日に近づいたら血便は治った。やはりストレスか。ストレス源は明白であるものの、不可思議ではあった。中学の時点では俺には好きな女子がいなかったから…

うんこマン・レジェンド 14話目 血便

殴る蹴るなどの物理的暴力と陰口や暴言などの精神的暴力のどちらがキツいかと言えば、物理的なダメージを受ける暴力の方がはるかにキツいと最近までは思っていたのだが……考えを多少改めるべきだと思った。薬袋は井原という美少女だけでは飽き足らず、他の女…

うんこマン・レジェンド 12話目 透明人間の推理

あのヤローはAとBくらいまではしていたと思うが、おそらく薬袋の奴はAとBを手早く済ませてCまで一気に行っちまったのだろう。高校生になるまで清い関係を保とうとしていたのが裏目に出たわけだ。ご愁傷様である。でも何で薬袋と井原がそういう関係だと…

うんこマン・レジェンド 11話目 揺らぐピラミッド

俺の疑問をよそに二人の喧嘩は続く。鬼気迫る形相で椅子を振り回すあのヤローは顔がすでに青あざだらけだが、対する薬袋は涼しい顔で無傷のようである。喧嘩慣れしてない俺の目から見ても喧嘩の場数が明らかに違う……薬袋は武器を持った奴とも徒手空拳で喧嘩…

うんこマン・レジェンド 10話目 小事件・大事件

九死に一生の好機を得て、無事に女子トイレから脱出した俺は、女子トイレに入って興奮する変態のそしりを免れた。気絶させられた俺が女子トイレにズボンとパンツを脱がされて放置されたのをあえて小事件とするならば、注目の大事件はあの時、隣の男子トイレ…

うんこマン・レジェンド 9話目 破滅回避

「きゃー!」 超音波に近い女子の声が反対側の男子トイレの方から聞こえた。 今度は一体何事だ? 心臓に悪い。 「何?」 「どうしたのー」 女子トイレの入り口を見張っている女子たちの怪訝そうな声が聞こえる。 「きゃー!」 超音波二回目。どうやら向こう…

うんこマン・レジェンド 8話目 破滅

冷や汗が頬を伝う。心臓の音がバクバクと異常にデカく聞こえる。物音を立てたら終わりだ。 静かにして嵐が通り過ぎるのを待つしかない。 「ねぇ〜このズボンのどこかに刺繍あるんじゃない?」 どうやら嵐が通り過ぎるのを待つことも無理そうだ。 名前の刺繍…

うんこマン・レジェンド 7話目 絶望の足音

あの日の朝、寝ぼけ眼を擦りながら俺は学校までの道程をのんびりと歩いていた。 他の生徒と合流する地点はまだ先だ。 この頃、平和な日常が薬袋の転入からは続いていたので油断していたのかもしれない。 後ろから忍び寄る影に全く気づかず、突如黒いビニール…

うんこマン・レジェンド 6話目 一時の安寧

茶髪が地毛らしい。風で髪がなびいた時に日光に当たると透き通っていたので本当だろう。 地毛を染めてると指摘した奴は数秒で蜂に刺されたみたいな顔にされた。よほど癪にさわるようだ。ガタイのいい柔道部や長身のバスケ部の奴が一瞬でやられるのは何かアク…

うんこマン・レジェンド 5話目 屈辱の脱糞

まぁ同じ問題児でも俺とは方向性が異なる。悪目立ちしている点以外は。 たしか……今回の停学理由は飲酒だったか? 酔っ払って他校の生徒とド派手な喧嘩をやらかしたとの噂が流れていたような。真偽のほどは教師を問い質さないとハッキリとしないな。大して興…

うんこマン・レジェンド 4話目 問題児二人

五時限目と六時限目と七時限目がつつがなく無事に終わって放課後になった。 俺は部活動に在籍していないので学校から早々に退散するために教室から出た。 真田は隣のクラスだが、ホームルームの時間が長引いているのだろうか。隣のクラスはやけに静かで放課…

うんこマン・レジェンド 3話目 神託と一本糞

空になった弁当箱を横の小物置き場に置いて、ズボンとパンツを下ろして便器に腰掛ける。声がやたら低いせいでドスの利いた声に聞こえるのも俺の非社交的な性格に拍車をかけている原因ではあるなぁ……と他人事のように思った。「ならよい。ベルフェゴールよ! …

うんこマン・レジェンド 2話目 便所の悪魔

「ベルフェゴール!」 静寂を打ち破る女の声。男が女子トイレに入るのは罪を問われるのに、女が男子トイレに入るのは罪に問われない。代表例は大阪のオバチャン。トイレの住人としては法の下の不平等を是正してくれる政治家の出現が待たれる。ただ生憎俺はま…

うんこマン・レジェンド 1話目 大罪の名は

うんこを初めて漏らしたのは幼稚園の年少の頃だったという。 幼稚園児のうんこ漏らしは別段珍しくない。物心つく前の話なのでどう思えばいいのかもさっぱりだ。 ただ俺は高校生になった今もうんこを漏らし続けている。パンツの中が毎度しっとりと暖かい。 小…

図書館に通って小説を書く

図書館通い1日目が明日から始まります 小説を完成させたい……(完成させたことがない) 図書館徹底活用術 作者: 寺尾隆 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2017/01/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る